「勉強しなさい」と言ってはいけない

「うちの子はちっとも勉強しなくて困ってます」

こういう相談を、よく受けます。

「いくら『勉強しなさい』と言っても、
 スマートフォンでダラダラと動画を見たり、
 ゲームをずっとしていて、イライラします」

「子どもの将来が不安で、ついつい口を出してしまいます」

お子さんにより良い将来を歩んでほしいという
親心の表れなのだと思います。

ですが、

結論から言うと

「勉強しなさい」とお子さんに言ってはいけません。

むしろ逆効果です。





なぜ「勉強しなさい」と言ってはいけないか

理由は3つあります。



1 言われた方は嫌な気持ちになる

2 言われなくとも、子どもはとっくにわかっている

3 お子さんとの信頼関係を壊す




簡単に説明しますね。

1 言われた方は嫌な気持ちになる

親御さんご自身の子ども時代を思い出してほしいのですが、
「勉強しなさい」と言われた時
あなたはどんな気持ちになりましたか?



やる気が湧いてきましたか?
その場合、どんな時に、どんな風に言われたでしょうか?

それとも、やる気が失せましたか?
その場合、どんな時、どんな風に親に声がけしてほしかった、
またはしてほしくなかったでしょうか。

読み進める前に
ぜひ、時間を取って、少し考えて頂きたいです。



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一般的に「~しなさい」と言われると、
人間はだいたい、それをしたくなくなるものです。

(逆に「~するな」と言われると、したくなりますね。笑)



ですから、お子さんに「勉強しなさい」と言うことは

「お子さんが勉強したくなくなる」という効果があります。



2 言われなくとも、子どもはとっくにわかっている

…説明、不要ですよね。
お子さんは、わかっています。

親も、学校も、世間も
「勉強しなくてもいい」
とは言ってくれません。

本人も、「勉強しなきゃならない」と知っています。

でも、できないのです。
…だとしたら、そこには何か
【勉強しない/できない、隠れた理由】があると思いませんか?




3 お子さんとの信頼関係を壊す

1と2を見れば、
お分かり頂けるのではないかと思います。

「嫌な気持ちにさせてくる相手」に

「とっくにわかっていること」を、しつこく言われたら

お子さんの親に対する信頼度は、どうなるでしょうか




お子さんは徐々に心を閉ざすか
親御さんの言う事を無視するように
ならないでしょうか。


信頼関係は、親子が絶対に失ってはならないものだと
私は思っています。


信頼関係がしっかりしていれば、
たいていの困難は力を合わせて乗り越えられますが
信頼関係が弱っていれば、
少しの嵐で破船してしまう可能性も出てきます。



以上、

1 言われた方は嫌な気持ちになる
2 言われなくとも、子どもはとっくにわかっている
3 お子さんとの信頼関係を壊す


という3つの理由をお話しさせていただきました。

「理由はよくわかりました。
 けれど、それでも『勉強しなさい』と言うのを
 どうしても、止められません」

という親御さんも、中にはいます。

今までの習慣や考え方を変えていくのは、大変なことなので
すぐには変えられないかもしれません。
ですが、時間をかけて少しずつ変えていきましょうね。


そして、「勉強しなさい」と言う代わりに
親であるあなたにできることが色々とあります。




  • ミネラルを強化した食事を作る
  • 自分とは違う人間として子どもを尊重する
  • 勉強しやすい環境を整える
  • 睡眠と昼寝のリズムを作る
  • 子どもが「どうでもいい事」から「大事なこと」まで話してくれる「信頼関係」を築く
  • お子さんと一緒に生活のルールを作る
  • お子さんの受験の先の情報を伝えていく
  • 自分が勉強している姿を見せる




長くなったので、以降の記事で詳しくお話ししたいと思います。

この記事を書いた人

ココロに触れる家庭教師